令和7年7月16日(水)STVどさんこワイド179「お絵かきですよ!」にて、災害と猛暑対策についてお話する機会をいただきました。

当初予定していた放送枠が短くなり、お話できなかった部分を含めて、こちらにも記載します。
災害時と日ごろの熱中症対策のいずれも、一番大事なのは、
・暑さを避けること
・こまめな水分補給
災害時の暑さ対策は停電で電気が使えないことを想定して、電池式の小型扇風機や冷感タオル、うちわ
水分補給は飲料水やスポーツドリンク、脱水症状がある場合には経口補水液
汗をかいた場合は塩分補給が大切なので、塩あめやタブレット、塩分が多く含まれる食材など
普段使いするものとして、夏は多めにストックするのが良いかと思います。

経口補水液
経口補水液は、スポーツドリンクよりもナトリウムやカリウムの量が多いため、
普段の水分補給として飲むものではない。と消費者庁のHPで注意喚起がされているので、要チェック!
高齢の方や小さい子どもは、暑さや水分不足に気付きにくいので、
あらかじめ涼しい場所を使用してもらう、周囲の方からの声かけが何よりも大事です。
温度計や湿度計を設置して、環境の変化を「見える化」するのも良いかと思います。

そして、長期の避難生活を考えると、汗拭きシート、着替え、風通しの良い服が複数あると良いですね。
災害のために、、、ではなく、普段使いする。というのがやっぱり大事。
万が一、熱中症になってしまった場合は?
厚生労働省のHPに分かりやすい資料が掲載されているので要チェック!
災害時に避難所となる小中学校の体育館では、まだまだ冷房設備の設置が進んでいません。
厳冬期の災害と同様に、夏期災害での避難生活も困難な状況が想定されますので、
一人ひとりが「災害と猛暑対策」を考えることが大切だと感じています。
